業務実績

和室ウォークインクローゼットの整理整頓

整理整頓の作業前

ヒアリングで導き出されたお悩みとご要望

お客様の要望: 作業に参加する暇はないのでそちらで全てやって欲しい。何十年とそのままになっているので何が置いてあるか分からない。用品不用品の判断はせいとんにお任せするが、布団は出来れば残したい。

せいとんの配慮: お打ち合わせしたところ、ご立ち合いはほぼ不可能という点と、「勿体ない」という感覚を大事にされていらっしゃる点から、敢えて二回に(日を)分け、作業経過を途中報告し、作業の進展に応じた用品/不用品のご判断をしていただく時間を取れるような作業日程をご提案しました。

家族状況を詳しくお伺いし用品不用品の分別をある程度こちらで行いました。「勿体ない」という感覚を大事にされておられることから、ウォーキングクローゼット内から出てきたひな壇と五月人形についてリサイクルもしくは保育園や養護施設などへの「寄贈」というご提案をさせて頂いたところ、寄贈は自分になかった発想だったと大変喜ばれました。

和室WC内の物品を全て搬出した状態

一部の物品を搬出したWCの状態を映したもの

搬出した物品を仕分ける様子

お布団は、クリーニングに出すとの事でしたので全て二回目の作業日に内玄関まで移動。 廃棄分別は紙袋、バッグ、洋服等必ず全てのポケットの中身を確認。(認知症の居住者様のへそくりを発見、後見人の娘さん(契約者様)にお渡しさせて頂きました。)

本来の機能を果たせなくなったシーツやバスタオルもウエスとして使用をご提案させて頂きました。その御提案にもお喜び頂きウエスにしたいとの事で収納ケースにひとまとめに。未使用のシーツやタオルは正月の親戚に進呈予定とのことでウォーキングクローゼット下段の目につきやすい所に配置。日常的に使うシーツのみ中段へ。

アフターケアの取り組みとして、寄贈先の候補を探し、受渡までのお手伝いをさせて頂きました。また、居住者が高齢で重度の認知症という状況でしたので、廃棄は市の清掃工場へ代理人として廃棄させていただきました。(アフターケアの取り組みとして廃棄に関する金銭授受は行わず、廃棄実費と交通費だけを二回目の作業日にご請求させていただきました) お客様からの高評価を頂き、お布団がクリーニングに戻ってくるタイミングで整理代行業務を再度ご依頼いただいています。

整理整頓の作業完了後